利用者の情報秘匿性に重きをおいた検索エンジンは現在のウェブサイトの匿名化を示しているのか
こんにちは!
管理人のでぃすこです!
さて、今回の内容なのですが、正直自作PCとはなんの関係もない記事となってしまいます。
完全に私の趣味というか、興味あることをまとめて残して置こうという考えで記事化しているだけのものになりますので、
ご興味がある方だけでもお付き合いいただければ幸いでございます!
さて、これを読んでくださっている皆様は、検索エンジンといえば何を利用しているでしょうか?
まあ選択肢は色々あると思いますが、「Google」「Yahoo」「Bing」など、
大手企業が提供している検索エンジンを利用している方が多いでしょう。
実際こちらのデータ統計サイトのデータを見ますと、
日本では約75%のユーザーがGoogleを利用し、約20%のユーザーがYahooを利用していることがわかります。
ほぼその2つがマーケットを独占している、と言っていい状態ですね。
で、実は最近仕事柄海外の方と交流することがちょいちょいあったのですが、アメリカの方の中で、Googleの情報収集型の検索エンジンからの脱却の動きが出ているということを教えてもらいました。
等の私は検索エンジンといえばGoogleを使っておけばいいでしょ、
とずっと考えており、特に疑問を持つことなどなかったのですが、普段何気なく利用しているGoogle検索には、多くの情報収集があって実現できる実態があるようです。
Googleの検索エンジンのアルゴリズムの詳細は公開されていないのですが、
大まかに検索場所や検索傾向、過去の利用ソフトウェア(プレイストア)の状況などなど、複合的なデータに基づいてその人に最適な検索結果を提供している、と言われております。
また、GoogleChromeを利用している場合などはデバイスを変えたとしても、同一のアカウントでブラウザにログインすると思うので、
デバイスが変わったとしても、個人のデータを追うことができる。
という状況になっているようです。
まあいわば、規約のもとに行われる情報収集に参加している。
というのがGoogleの検索エンジンを使っているうえでの背景になります。
まあでもこの流れって私はフェイスブックができたときくらいから疑問に思わないように成っておりまして、
フェイスブックが流行しだす前は、ネット上でフルネームを入力しての交流など、ほぼ行わないのが普通だったかと記憶しています。
ただ、フェイスブックを代表とする氏名を出して公の場としての使い方をするSNSやサービスというのが増えだすにつれて、ネット上での匿名性などあってないようなものに成り代わっていたように感じます。
また匿名化の流れが強くなるのかな?
現在アメリカではこうした個人のデータ収集に対する不満から、
再度個人を追跡しない検索エンジンに回帰する人々が出てきているようです。
そういった人が率先して使っているのが、「DuckDuckGo」という検索エンジンのようです。
検索エンジンを訪問してみると、サイトトップにも
「あなたを追跡しない検索エンジン」という記載があるように、
過去の検索データや検索傾向などを無視した表示方式を利用しているようです。
トラッキングなし、広告ターゲティングなし、検索だけ。
という記載があるように、表示広告に関してもトラッキングを利用しないようです。
広告のトラッキングといえば、Googleの場合はさっきPCパーツをネットショップで見ていたら、次のサイトでもそのパーツの広告が出てきて、
また次のサイトでも出てきて、何なら購入したあとも出てくるような状況ですが、どうやらDuckDuckGoではユーザーの情報追跡をしていないので広告も追跡型ではないようです。
(そこまで徹底する必要があるかは個人の気持ちによるところですが、、、)
で、実際このDuckDuckGoですが、アメリカではシェアの1%程を獲得しているようです。
1%なのでまだまだ、と見るか、
全ユーザーの1%が追跡を避けている、と見るか。
今後難しいところではありますが、少なくとも利用ユーザー数はかなり多いようで、アレクサランキングでも256位に居るようです。
情報追跡とは、現在の情報化社会で避けては通れない関門というか、
通過儀礼のようなものに成っておりますが、やはり自分の傾向がデータベースとして一企業に蓄積されているというのは気持ちが悪い、と感じる方が居るのも事実。
「何時何分に~を検索してたでしょ?」
という段階までは来ているので、今後それが、
「君の検索傾向は危険だね」というように、信用値の評価にも関わってくるときが来るのでしょうかね?
SF大好き少年だった私的には、この情報追跡制度や検索傾向把握などを見ていると、1984年みたいな話だな~と思います。
ただ、現状最も私にリーチした検索結果を返してくれるのはGoogleであり、
それが膨大なデータ収集の賜物であるならば、
私は神経質になる必要もないのかなぁ、とは感じております。
ということで、今回の記事は私が知人から教えてもらった匿名性の高い検索エンジンについて、個人的に調べたり感じたことをまとめておく記事でございました。
考えながら書いていたので読みにくい文章&長文失礼致しました。